2018年3月15日ドル円下降トレンド継続。100円台に向かうか!?
先日の東京市場は、NY市場でティラーソン米国務長官解任を材料
に売りを仕掛けた海外勢の買い戻しで106.40円から106.75円まで上昇
しましたが、米ペンシルバニア州の下院補選で民主党のラム候補が勝利
宣言を出したこと、米10年債利回りが2.82％台に低下したことで
じり安に推移。
その後も上値が重い展開が続き、NY市場で反発して始まった米株式市場
がマイナス圏に入り（ダウ平均は248ドル安の24758ドルで引ける）、
米10年債利回りが2.855％から2.8％割れまで一時低下したことで
106.07円まで下落する展開となりました。
テクニカルは1h高値を中心に対等関係の同値動きと、遅行スパン価格沿い
で下降。その後遅行スパンが雲に沿う価値で騰落となり雲ねじれ変化日
から下降。4hでは雲ねじれに向かって上昇後雲に沿って下降。
8h遅行スパン雲、価格付近のレジスタンス後は
転換線基準線沿いと価格雲の下降沿いで下降
日足転換線も下抜け下降トレンド継続となっております。
引き続き1h下降トレンドを追いかけながら、
対等関係同値動き、8h価格雲の下降の周期と遅行スパン価格沿い、
転換線基準線沿いの周期に注目し、
4h遅行スパン雲沿いから価格をクロス下抜け、
価格雲を下抜けてくてくるのか、
サポート機能から遅行スパン価格沿いで上昇してくるのか、
レジサポを合わせてその方向についていきます。
先日の展開です。
–東京市場–
NY市場でティラーソン米国務長官解任を材料に売りを
仕掛けた海外勢の買い戻しで106.40円から106.75円まで上昇。
しかし、米共和党の牙城である米ペンシルバニア州下院補選で
民主党が優勢と報じられたことで、106.40円台まで反落する。
その後民主党のラム候補が勝利宣言を出したことや、
米10年債利回りが2.82％台に低下したことで106.38円まで
じり安に推移。
–ロンドン市場–
ドラギECB総裁の「ユーロ高はインフレ上昇への重しとなる」発言や
慎重な金融政策に対する姿勢により、ドル買いユーロ売りから
106.70円付近まで強含むも東京タイムの高値を超えられず、
106.45円前後まで押し戻される。
–NY市場–
反発して始まった米株式市場がマイナス圏に入り
（ダウ平均は248ドル安の24758ドルで引ける）、
米10年債利回りが2.855％から2.8％割れまで一時低下したことで、
106.07円まで下落。
米国の2月の小売売上高は前月比で総合がプラス予想に反して
-0.1％となり、コアも予想比下振れの+0.2％、
同生産者物価指数（PPI）も+0.2％と伸びは市場予想に
届かなかったことも、米金利低下とドル円の上値を抑える結果となる。
そんな中テクニカルは8h遅行スパン価格、雲のレジスタンスから
価格沿いと価格雲沿いで下降、4h遅行スパン雲ねじれに向かって
上昇後は雲沿いで下降。1h対等関係同値動きで下降し、
日足下降トレンド継続してくるなど
しっかりと機能する展開となっております。
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