2018年1月26日ドル円上昇するも、まだ戻りと判断 週足雲ラインに注目。

先日は25日のゴトー日ということもあり、仲値時間に
一旦は買われる展開となりましたが、ムニューシン米財務長官による
ドル安容認発言を背景にしたドル売りが継続、
またドラギ欧州中央銀行（ECB）総裁の会見を受けて、ユーロを中心とした
ドル売りが先行し108.50円まで下落、昨年9月11日以来の下値を広げ展開と
なりました。

しかしNY市場終盤にトランプ米大統領がTVインタビューで、
「最終的には強いドルを望む」と発言したことや、条件が大幅に改善
されるならTPPへの復帰を示唆したことが好感され、
109.70円まで上昇、1円以上急上昇する展開となっております。

テクニカルは1h波動を右に出て安値更新を繰り返し、
週足遅行スパン価格沿いの周期で下降。
下降トレンド継続から各計算値、500キリ番がサポート
となり、1h遅行スパン基準線から雲、4h基準線、8h転換線付近
まで戻される形で上昇。
週の後半にかけて週足雲に戻される展開となっております。

引き続き、1h4h8hの戻りの位置に注目し、
戻りから再び下降トレンドに再突入してくるのか、
このまま上昇に反転してくるのか、
しっかりとマルチタイムレジサポを合わせて、
その方向についていきたいと思います。

週の後半の収束も視野にですね。
今週も今日までです。
今日も一日頑張っていきましょう(^▽^)/

先日の展開です。

東京市場
ゴトー日ということで、仲値時間にドル買い・円売り需要が多く
本邦勢を中心に一時109.47円まで買い上げられるも、
ドル売りのトレンドが継続されていることもあり、
仲値後はじり安になり109.03円まで戻される。
午後もドル売りの流れは継続108.92円まで弱含んだあとは
109.00円をはさみもみ合いになったが、
東京OPカット後に108.87円まで再び弱含む。

ロンドン市場
東京タイムの流れを引き継ぎ、ドル売りが継続。
売りが一巡すると、ドル安の行き過ぎ感や欧州中央銀行
（ECB）理事会の金融政策イベントを
控え徐々に様子見ムードが強まる。
108.74円まで昨年9月11日以来の安値を塗り替えた後は
109円前後で小動き。

NY市場
ドラギ欧州中央銀行（ECB）総裁の会見を受けて、ユーロを中心とした
ドル売りが先行し108.50円まで弱含み、昨年9月11日以来の下値を広げる。
午後に下値を試そうとしているタイミングで出たトランプ大統領の
発言に、ドルショートの向きがドルの買い戻しに走り109.70円
まで上値を伸ばす。

そんな中テクニカルは波動を右に出て安値更新を繰り返し、
下降トレンド継続、週足遅行スパン価格に沿う形で下降してくるも
500キリ番、週足対等関係安値圏がサポートとなり上昇
週の後半にかけて週足雲がサポートとなる形で雲に戻される
展開となるなどしっかりと機能する展開となっております。

—–テクニカル的展開—–

先日東京市場も戻りをつけるも下降トレンド継続、
NY市場まで波動を右に出て安値更新を繰り返す展開。
NY市場終盤、1hN、NT、V計算値500キリ番付近が
サポートとなりその後は上昇。
1h38.2％、遅行スパン基準線から雲、4h基準線、8h転換線、
に戻りをつける形と、週の後半にかけて週足雲に
戻される形で上昇する展開となっております。

↓マルチタイムフレームでの展開です。

1h、波動を出て安値更新を繰り返し下降トレンド継続。
各計算値、500キリ番のサポートから
遅行スパン基準線付近まで上昇している展開。
遅行スパン価格基準線沿い気配あり。
遅行スパン価格基準線沿い、価格雲の下降沿い
の下降を視野に
38.2%のレジサポ、雲のレジサポに注目。
雲付近50%までの上昇も警戒。

4h、下降トレンド継続から、基準線付近まで
戻りをつけている展開
波動で勢力を図りながら戻りも合わせ、
下降トレンド再突入か、収束反転かを図る。

8h、下降トレンド継続から転換線付近まで戻りを
つけている展開。
転換線基準線、S点までの戻りも視野に
下降トレンドを追いかける。

日足、対等関係安値圏に向かう下降で下降トレンド継続
から週末にかけて戻りをつけている展開。
対等関係位置に注目しながら
波動で勢力を図り、下降トレンドを追いかけながら
収束反転を狙う。

週足、遅行スパン価格に沿う形で下降。
遅行スパン雲付近まで下降し、サポート
機能から、価格雲に戻されるている展開。
このまま週末から雲上付近で収束気配。
遅行スパン価格のレジと、雲のサポに注目。

月足、相場水準からの騰落で基準線、
転換線も下抜け下降。
前回安値圏までの下降も見えてくるも、
月の後半にもう一度転換線基準線
上に戻されているシナリオも警戒。

週足の遅行スパン価格沿いの周期の下降後は
遅行スパン雲、価格雲のサポートから
週の後半にかけて収束反転、雲の戻されております。
週足遅行スパン価格のレジと、価格雲のサポートに注目し、
1h遅行スパン価格基準線沿いと価格雲の下降に沿って下降してくる
シナリオを視野に、4h8hの戻りの位置を合わせて
その方向についていきます。

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