2018年3月27日ドル円相場リスク回避後退から円売り!上値は限定的か!?
先日の東京市場は仲値にかけて実需勢の買いも入ったことで
買戻しが優勢となり105円台に回復。
その後ロンドン市場では中国市場への米国の参入をめぐって、
両国が協議を開始したと伝わったことで、米中貿易戦争への
警戒感が緩み、堅調に推移。
NY市場にかけては金朝鮮労働党委員長が中国を電撃訪問した、
との報道で朝鮮半島の地政学リスクが後退するとの見方から
リスク選好の円売りが強まり、105.48円まで上昇する展開と
なっております。
※直近オセアニア市場でも高値を更新中。
テクニカルは1h遅行スパン価格に沿う形で上昇。
転換線、基準線に下支えられながら遅行スパン価格沿いで
価格雲に入り込み上昇。上昇波動ライン内にもどされ、
4h8h転換線基準線内に戻りをつける上昇。
日足では下降トレンドから転換線に向かって戻りをつける
上昇となっております。
月の後半にかけての収束で月足23.6%と38.2%内に戻される
上昇も警戒しながら、
先週のからのフラクタルの同値動きで週の半ばまで上昇後、
週の後半にかけて反転下降する展開を視野に、
マルチタイムでレジサポを合わせその方向についていきます。
1h価格雲、遅行スパン雲のレジスタンスと上昇波動ライン、
転換線基準線のサポート、4h8h転換線、基準線のレジサポ
にも注目します。
先日の展開です。
–東京市場–
午前は東京仲値にかけて実需勢の買いが入ったことや、
一時250円程度下がっていた日経平均の下げ幅が縮小、
米株先物が小幅ながらプラスになったことが下支え要因となり、
買戻しが優勢。105.06円まで上昇する。
しかし上値で売り遅れている市場参加者も多く105円台を
維持することができず、104円後半での取引に戻る。
午後は午前中はじり安だった日経平均が上昇し、100円を超えた
上げ幅を見せたことで、105.00円近辺まで回復する。
–ロンドン市場–
日経平均が高値引けし、欧州株やダウ先物も反発するなど、
米中貿易摩擦の激化懸念を背景としたリスクオフくの動きが
一服。一部報道により、中国市場への米国の参入をめぐって、
両国が協議を開始したと伝わったことで、米中貿易戦争への
警戒感が緩んだことや、時間外の米債利回りの上昇も支えに、
105.16円まで上昇する。
しかしドル円の下方向への警戒感が強いことや、米ドルが
ユーロなど主要通貨に対し売りが優勢となったことで、
伸び悩む。
–NY市場–
米中間の協議で米中貿易戦争が回避されるとの期待感から
主要株式3指数が上昇したことで、リスク選好地合いとなり上昇。
ダウ平均が史上3番目の上げ幅の先週末比669ドル高となる24202
ドルで引けたことや、
金朝鮮労働党委員長が中国を電撃訪問との報道を受けて
地政学リスクが後退するとの見方からリスク選好の円売りが強まり、
105.48円まで上昇する。
そんな中テクニカルは1h遅行スパン価格そに沿う形でジリジリと上昇。
転換線、基準線に下支えられながら雲に突入。
日足背反値で安値をつけた後は先週からのフラクタルで戻りをつけて
くるなどしっかりと機能する展開となっております。
—–テクニカル的展開—–
先日の東京市場は高値を中心に対等関係
同値動きで騰落となるも、遅行スパン価格沿いが機能し
ロンドン市場にかけて上昇、
転換線基準線がサポートとなりNY市場にかけて雲に突入。
その後も上昇の流れは継続し、雲上に向かって
上昇、4h8h転換線基準線内まで上昇する展開となっております。
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