2018年1月24日ドル円下降トレンド継続、日足対等関係から107円台も視野に!?

先日は黒田日銀総裁の会見を受けて買いが先行し、一時111.18円まで上
昇するもその後は下方向への警戒感も根強く、米国債利回りの低下が
続いたことやドル指数が3年ぶりの低水準となったことも影響し
終盤まで上値の重い動きが続く展開となりました。
また黒田日銀総裁のテーパリング観測へのけん制や超金融緩和の
継続を強調する発言によって上値の重くなっております。

テクニカルは1h雲を中心に騰落からP波動ラインで
高値をつけ、遅行スパン雲ねじれをクロス下抜けする形で下降。
1h再び下降トレンド突入
4hは雲、8hは基準線、日足は転換線まで
戻りをつけ日足上昇波動も下抜け下降トレンド継続。
週足遅行スパン価格沿いの周期で下降する展開となっております。

引き続き週足遅行スパン価格沿いの下降と、価格安値圏に注目し、
日足対等関係位置とマルチタイムのサポを合わせて
下降トレンドを追いかけながら収束転換も狙っていきます。

今日も一日頑張っていきましょう(^▽^)/

先日の展開です。

東京市場
午前は日銀の金融政策決定会合とその後に行われる
黒田日銀総裁の記者会見を前に小幅な動きに終始
仲値時間に再び邦銀が強引にドル買い円売りをしたことや、
日経平均の大幅高に支えられ111.03円まで上昇するも
その後は上値は限られる。
12時過ぎに日銀は、当座預金のうち政策金利残高に対す
る0.1％のマイナス金利を維持し、10年債利回りがゼロ％
程度で推移するよう長期国債の買入れを行うと現状維持を発表。
テーパリングについて言及が無かったことや、展望レポートもこれ
までと変更が無かったことで、一時110.56円まで下落。
しかし黒田日銀総裁の会見を控えていることで、
この後総裁がテーパリングについて打ち消す可能性もあり、
110円後半まで徐々に戻す。

ロンドン市場
黒田日銀総裁の会見を受けて買いが先行し一時111.18円まで上昇。
しかし下方向への警戒感は根強く、米債利回りの低下も重しとなり、
110.60円近辺まで押し戻される。

NY市場
米ドルが軟調に推移。黒田日銀総裁のテーパリング観測へのけん制や
超金融緩和の継続を強調する発言にも上値の重さが確認され
110.25円まで下値を広げる。
また米国債利回りの低下が続いたことや、ドル指数が3年ぶりの
低水準となったことも影響し、終盤まで上値の重い動きが続く。

※直近9時現在では110.06円まで下値を広げております。

そんな中テクニカルは1hP波動ラインが意識され高値をつけた後は
遅行スパン雲ねじれに向かってクロス下抜け下降。
P波動を下抜け下降トレンド継続、
4h雲、8h基準線、日足転換線のレジスタンスが機能して下降トレンド継続。
週足遅行スパン価格沿いで下降するなどしっかりと機能する展開となって
おります。

—–テクニカル的展開—–

先日東京市場午前は雲中に推移、転換線基準線内に推移しておりましたが、
仲値時間に雲抜けを試すも転換線に上値を抑えられ
P波動ラインまで下降する展開となりました。
その後はP波動下限がサポートとなり
ロンドン時間にP波動上限まで上昇。しっかりとレジスタンスとなり、
遅行スパン雲ねじれをクロス下抜け下降。
NY市場終盤まで下降トレンド継続となり、
日足61.8%付近まで下降する展開となっております。

↓マルチタイムフレームでの展開です。

1h、P波動内にて騰落を繰り返し下抜け下降。
下降トレンド再突入。
高値から17本目に安値をつけ、戻りをつけている展開。
波動で勢力を図りながら下降トレンドを追いかける。

4h、遅行スパン価格沿いで下降後も価格に沿う形で
戻りをつけ、遅行スパン基準線のレジスタンスから
雲、波動ラインも下抜け下降トレンド再突入している展開。
波動で勢力を図り、下降トレンドを追いかける。

8h、下降トレンドから基準線付近に
戻りつけた後は転換線、波動ラインも下回り
下降トレンド再突入している展開。
引き続き下降トレンドを追いかけながら
波動で勢力をはかりながら収束転換を図る。

日足、下降トレンドから50％、転換線、遅行スパン雲
に戻りをつけるもレジスタンスとなり、
上昇波動を右に出て安値を更新。
61.8%付近まで下降している展開。
対等関係安値圏までの下降も見えてくる位置。
下降トレンドを追いかけながら
対等関係の位置に注目し収束転換を図る。

週足、遅行スパン価格に沿う形で下降。
一旦は基準線付近まで戻りをつけるも
下回り下降。
遅行スパン価格安値圏までの下降も
見えてくる位置。
週の後半にかけての収束も警戒。

月足、相場水準からの騰落で基準線、
転換線も下抜け下降。
前回安値圏までの下降も見えてくるも、
月の後半にもう一度転換線基準線
上に戻されているシナリオも警戒。

週足遅行スパン価格安値付近までの下降も見えてきます。
週の後半にかけて反転も警戒しながら、
下降トレンドを追いかけ、収束反転も狙っていきます。

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